7月2日は「MID DAY」…という作品が東京ミッドタウンアワードのグランプリを取ってて悔しかった

明日を担うアーティストやデザイナーの発掘と応援を目的として、2008年から行われている「Tokyo Midtown Award」というコンペがある。

アートコンペとデザインコンペに分かれていて、毎年テーマが出されるんだけど、2013年のデザインコンペのテーマは「まん中」。そしてグランプリを取ったのが、「MID DAY」という作品。

 

mid-day

7月2日は元旦から182日、大晦日まで182日、1年365日のちょうど「まん中の日」です。大晦日や元旦と違って、決して祝われることはないその7月2日を、MID DAYとして祝ってみてはどうでしょう。それまでの半年を振りかえり、これからの半年を想う1日になることを願って。

Tokyo Midtown Award 2013 デザインコンペ結果発表より)

え?これだけでグランプリ?うん、これがグランプリ。100万円。

まさに今日が7月2日。SNSでおんなじようなことを書いてる人が結構いるし、コロンブスの卵というか、ただ出されたこれだけ見たら「なーんだ」って思う人がたくさんだと思う。でもぼくはこれが発表されたときにほんとに「あーやられた」という感じで結構悔しかった。

何がって、てっきりこのデザインコンペは”モノ作り”のコンペだと勝手に思ってたのに、”コト作り”でグランプリを持ってかれたこと(実際他の受賞作はみんな、アウトプットは”モノ”だ)。無意識のうちにビジュアルやグラフィックを作ることだけを「デザイン」って思い込んじゃって、狭い範囲で考えてたなーと、反省した。

と同時に、このコンペにこの企画をぶつけてきた人たちの度胸はすごいなー、と。確かに「デザイン」だ、この作品。「Midtown」とかけたネーミングも綺麗だなー…。

 

それで、なんでそんな一丁前に悔しがったり反省したりしたかというと、実はこのコンペに大学の友人たちと出してたから。

せっかくなので晒してしまおう。レタス型のレターセット、題して「レタース」。

letter-s

※元ネタは別の子、撮影も別の子だけど、ポエミーなコピーの原案がぼく。これが”企画書”なのであえて説明ナシで。

え?こんなんでいいの?と思った方々、今年のテーマは「和える」で、8月19日まで応募受付中なので、ぜひ!(別に事務局でもないのに勝手に宣伝)

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