LINEも見落としていた、ページを公開した後に確実にチェックしておきたいちょっとしたこと

ソーシャルメディアでのシェア/拡散が重要になっている今だからこその、web制作に関わる人向けの細かいチェックネタをご紹介。

今日公開されたLINEのページをFacebookでシェアしようとしたら…アレ?と思ったので、そのままURLだけ投稿した場合のキャプチャがこちら。

FBshare_before

よ、よんまるさんふぉーびとぅん?(…とここでの解説はWikipediaに任せる)

403 Forbidden

ウェブにおける三桁番号403、またはエラーメッセージ”Forbidden“(英語では『(閲覧)禁止』)は、HTTPステータスコードの一つ。ページが存在するものの、特定のアクセス者にページを表示する権限が付与されず、アクセスが拒否されたことを示すもの。

http://ja.wikipedia.org/wiki/HTTP_403)より抜粋

つまりどういうことかというと、これはおそらく公開前の状態でFacebookへのシェア機能のチェックをした形跡である。しかしFacebookは未公開のページの情報を取得することができないので、そのときは”403 Forbidden”を表示した。そして、本番公開された後もそのFacebook上でそのキャッシュが残っている状態なのだ。

あちゃー…これはカッコ悪い。というか勿体ない。ということでお節介ながら勝手に、このページのURLをお馴染みのFacebookのデバッガーに放り込んでみた。

するとさすがLINE、ちゃんとシェアされたとき用の別の画像も準備しているしカノニカルURLもあるし、OGPの設定は完璧。(当たり前のようで、ここが抜けているページも少なくないので…)

afterdebug

もう一度FacebookにURLを貼ると、ほらこの通り。バッチリ!

FBshare_after

そもそもエラー表記だった先ほどの見え方と比べたら一目瞭然。ニュースフィードに出てきたときの「惹き」が大違いなのもわかってもらえると思う。

実は同じような状態になっているのを見つけて、全くの他人のページでも勝手にデバッグしたことが何度もある(問題ない…よね?)。ミスというほど大げさなものでもないし、言ってみればプラットフォーム側の仕様上で発生しているバグだから、正直細かいことだ。

でも自分が関わった愛すべきサイトだもの。公開した後、ほんの数分でチェックするだけですむんだから、習慣の一つとして当たり前にやっておきたい。そういうところに気付ける人でいたい。せっかく拡散しようとしてくれる人のためにも、きちんと設定をしてくれた人のためにも、ね。

「サイト公開後はFacebookでの表示確認を忘れずに!」と一言ですむことをわざわざ長々と書いてきたけど、LINEの中の人を貶める意図はないのでわかってもらえると幸い。明日は我が身だもの。

そんなわけでもしどこかでこんなページを見つけたら、しょうがないなぁって思いながら優しくデバッグしてあげるといいんじゃないかな!

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