GLAY LIVE TOUR 2010-2011『ROCK AROUND THE WORLD』最終公演に行ってきた

GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD ファイナル in さいたまスーパーアリーナに行ってきた!

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中学生の頃に聴いたのをきっかけに初めてギターを買い、高校の頃はベースとしてコピーバンドで演奏し、「好きなアーティストは?」と聞かれたら必ず一番に挙げてきたバンド、GLAY。と言いつつも実はライブに行くのは初めて。ライブレポートなんて大層なものは無理なので、思うままに書くよ!

GLAYの今の世間からの見られ方って、おそらく「昔は売れてたけど最近あんまり見ない過去のバンド」という感じだと思う。実際は色々あってこの数年の間、業界から「干されてた」からなのは「GLAY 訴訟」あたりでぐぐってもらうとして、3年9ヶ月ぶりに出したアルバム『GLAY』(セルフタイトル!)を引っさげての今回は、GLAYにとって本当に大事な大事なツアー。

そんなツアーのファイナルに立ち会えるだけでもとにかく光栄だったんだけど、なんと席がアリーナBブロックの2列目。肉眼でもばっちりメンバーの顔が見えるし、ステージ全体も見渡せるし、とにかくいい席だった。誘ってくれた高校の後輩のKくんには大感謝。
2万人仕様のスーパーアリーナも続々と埋まっていって、開演の時には完全に満員。Kくん曰く、ファンクラブ先行で横浜アリーナ2公演とさいたまスーパーアリーナ2公演を抽選で申し込んで、当たったのは今日だけだったとのこと。はい、GLAYが落ち目とかもう終わったとか言った輩は、バケツ持って授業終わるまで廊下に立ってなさい。

そんなわけでライブの頭の映像が流れてからメンバーが登場しただけで、もうカッコよすぎる。GLAY△ですよ。場内大興奮。お客さんのノリよすぎでしょー。比喩表現じゃなくたまアリが揺れてた。そしてアルバム曲を中心にしながらも、新旧織り交ぜたセットリスト。
“ビリビリクラッシュメン” “口唇” “誘惑”なんて高校時代にコピーしてた曲たちが、10年の時を越えてライブで聴けるなんて!歌詞も完璧に覚えてるし、キメのポイントだってわかってるよ当たり前じゃん。当時はまだiTunesもYoutubeもなかったけれど、新曲初OAのラジオをカセットに録音してテープがよれよれになるまで聴いて、CDが発売になったらすぐMDに落としてメンバーに渡してこの曲マジカッコいいからやろ!って言ってたし、ミュージックステーションに出たらビデオ録って演奏してる様子をカッコつけて真似してた。青春だったなぁ。

もちろん昔の曲だけじゃなく最近の曲も、ああやっぱりGLAYだなーと思う曲ばっかりで、変わった部分も変わらない部分もどっちも良くて、とても幸せな気分になれた。ロックな曲をカッコつけてノリノリで歌ってるかと思えば、バラードでしっとりと歌い上げてから、「白と黒のどっちの曲もできるからグレイなんだよ」とMCでさりげなくバンド名の由来をおさらい。
バンド名を付けたのなんてTAKUROが高校生のときなのに、そしておそらくその場のノリっぽく付けただろうに、ちゃんとそれを20年以上体現してきたバンド、すごいや。

GLAYはずっとGLAYとして活動してきて、特にここ数年辛いこともたくさんあっただろうだけど、とにかくGLAYを辞めずに続けてきてくれてありがとうと思った。MCでTERUは何度も「みんなの笑顔を見るために頑張ってる」「みんなの笑顔で救われている」って言ってたけど、GLAYのおかげで頑張ろうって思ったり救われたりしてる人がいーっぱいいるはずだし、これからもそうだと思う。
「この先10年20年もROCKします」という言葉、ぜひ実現してほしいし、自分もまたその場に立ち会えたらいいなぁ。ふと思ったんだけど、高校時代に観てた頃のGLAYのメンバーの歳と、今の自分が同じ歳なんだ。感慨深い。。

ラストは“BELOVED”。高校生の頃に聴いたときにはわからなかった歌詞の意味がなんとなくわかった気がして、色んな感情がぐるぐる回った。こういう聴き方ができるのも、長く続けててくれたおかげだなぁ。2万人で大合唱して、泣けたー。

本当に全体的に雰囲気がとってもあったかいいいライブだったし、改めてGLAYが好きになったし、これからもずっと応援していこうと思った。GLAYさいこーーーーー!

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