国立科学博物館の『恐竜博2011』に行ってきたら結構ワクワク楽しめた

上野の国立科学博物館で開催中の、『恐竜博2011』に行ってきた。館内の展示物は、フラッシュを焚かなければ基本的には撮影OK(一部撮影禁止のものあり)なので、何枚かパシャパシャしてきたものをご紹介。

世間では夏休み突入直後の週末ということで、大盛況。みんなそんなに恐竜好きなのかーすごいなー、と感心してしまった。でもやっぱり男の子にとっては、恐竜ってロマンだよね!(もちろん女の子にとってでもいいんだけど)。自分が生まれるはるか前に、こんな生き物たちがそこらへんを歩いてたり空を飛び回ってたりしたんだって思うと、なんだか不思議な感じ。

 

今回の見どころのひとつ、
世界初公開!“ティラノサウルスの待ち伏せ姿”!

ティラノサウルスの短い前あしは何の役にも立たないのでは、と考えられていました。しかし最新のコンピューター シミュレーションで、しゃがんだ状態から立ち上がる時には、重心を前に傾け、前あしを地面につけて立ち上がっていた可能性が出てきました。ティラノサウルスがしゃがんだ姿勢で待ち伏せる姿を世界で初めて復元します。(公式ウェブサイトより)

どーん!

 

続いてもうひとつの見どころ、こちらも世界初公開!
“最新研究に基づくトリケラトプスの全身復元骨格”!

トリケラトプスはこれまで前あしの肘を横に突き出して、腕立て伏せをするような姿で復元されることがありましたが、最近の研究で肘は横に突き出しておらず、手の甲を外に向けていたらしいことが明らかになりました。角竜は、二足歩行だった祖先から、草原の丈の低い植物を食べる適応の結果、四足歩行になったのかもしれません。最新研究に基づいたトリケラトプスの全身復元骨格を世界初公開します。(公式ウェブサイトより)

どどーん!

 

そしてこの2頭の夢の競演!

どどどーん!

もちろんこれら以外の化石や、進化の過程の説明など、観るものはたくさん。真面目に全部読んで進んで行くと、だいたい1時間半〜2時間くらいはかかるかも。

今回の『恐竜博2011』で一番の衝撃だったこととしては、「絵本や再現CGに出てくる恐竜の身体の色は、学術的根拠のないテキトーなもの」と教えられてきた昔からの定説が、そうじゃなくなっていたこと。なんと去年、新たな研究が進んだ結果、残された遺伝子から身体の色や羽毛の模様まで推測することが可能になったらしい。今までの数百年わからなかった色んなことがわかるようになるって、すごいな。あと恐竜が絶滅した理由も、今までは色んな説のうちのひとつでしかなかった「隕石衝突説」でほぼ確定らしい。これも去年発表されたことらしく、2010年って恐竜の研究にとって結構重要な年だったんだなぁと実感。

10月2日(日)まで開催ということで、まだまだ日があるけど興味がある方はぜひぜひどうぞー。

日記とか